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プロフィール
中島啓江

 年譜 English CUBADISCO2005

中島啓江



















なかじまけいこ。
1957年11月15日生、2014年11月23日没(享年57才)
鹿児島県出身。
昭和音楽大学ディプロマ・オペラ専攻科修了。
藤原歌劇団出身。
春平紀美、故砂原美智子、マルチェラ・ゴヴォーニ各女史らに師事。
1986年には、初のソロコンサート「天高くオペラ肥ゆる秋」を青山円形劇場にて行う。
その後、宮本亜門演出のミュージカル「I GOT MERMAN」に出演し高い評価を得て世に知れ渡る。
テレビではNHK「音楽夢コレクション」・NHK教育「夢りんりん丸」・TBS「平成名物TV・イカすバンド天国」ラジオではTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」他にレギュラー出演する。
CD作品には、「生きるものの歌」(ビクターエンタテインメント)・「ソング・オブ・ジ・アース」(日本クラウン)他がある。
著書には、「今日も元気だオペラが見たい」、「じゃあね」、「いつも心にありがとう」があり、2006年には、自身の体験を原案にした絵本「わたしから、ありがとう。」を発刊し、2008年2月、初の自身のメッセージ本「答えは、YES!ビッグママからのメッセージ」を岩波書店より発刊した。
また、ミュージカルでは、2001年6月に東京国際フォーラムにて、ブロードウェイのミュージカル「CANDIDE」に出演、2003年10月、シアターアップルにて「Blues In The Night」(1982年度のトニー賞ベストミュージカル賞ノミネート作品)に主演した。

2005年5月に、キューバ最大の音楽祭「クバ・ディスコ2005」に名誉招待者として招かれ、現地のオーケストラと共演した。銀座博品館劇場で行っていた自身の企画・演出・構成のソロコンサート「夢で逢いましょう」は、2014年で21回目を迎え春の恒例となった。2011年より「カルメン」、2012年「泥棒とオールドミス」2013年「ジャンニ・スキッキ」2014年「あまんじゃくとうりこひめ」とオペラを題材に行った。

2006年8月より、後世に残し伝えて行く『伝えたい』シリーズの第一弾ミニアルバム「千の風になって」を発表し大好評を博す。その後毎年「この街で」、「童神〈わらびがみ〉」を発表。2009年には小原孝氏とのコラボレーション作品のミニアルバム「見上げてごらん夜の星を」を、2010年10月には「卒業写真」を発表する。2012年には岡本知高氏をゲストに迎え童謡・唱歌特集「赤とんぼ」を発表。

2009年より、地域住民が参加して童謡等をたくさんの方が笑顔で歌い元気になる活動を始め、若き音楽家、音楽教育者、その後進育成、音楽文化の発展にも尽力し、さらに2010年よりNPO法人音楽で日本の笑顔をの理事となりこの社会貢献活動を広めた。

2010年には天皇皇后両陛下御臨席の「平城遷都1300年記念祝典」で万葉集を題材にした舞台「万葉人、笠郎女」役で出演した。

阪神・淡路大震災の追悼無料コンサートは、亡くなる年まで19年間続けた。

音楽を愛し、「ありがとう」の感謝の言葉を大切にし「心」の復興に務めていた。